「新型うつ病」は悪意によるフリーライダーか?


月 / 柏翰 / ポーハン / POHAN

なぜか「患者」は大企業のサラリーマンと公務員ばかり「新型うつ」これが真相です

上記ゲンダイの記事を読んでの感想です。

最近増えてきているという「新型うつ」。

以前から「非定型型うつ病」としても取り扱われていましたね。
https://jinjibu.jp/article/detl/bizguide/423/

以前の記事では、「非定型型うつ病」の特徴 として、下記4つを挙げています。

(1)自分にとって好ましいことがあると気分が良くなる。
(2)人間関係において過敏な傾向があり、特にプライドを傷つけられるような言葉には激しく反応する。
(3)過食や過眠が見られる。
(4)身体的重圧感や疲労感がある。

(1)に対しては「ずいぶんと都合がいい病気みたいだな」
(2)については、「最近はそんな人が増えてきてるかもな」
最初に聞いたときに、そんな感想を抱いた記憶があります。

今回の記事では、
新型うつの主な特徴として、

(1)自らうつであることを主張する
(2)他者非難、他責傾向が強い
(3)職場復帰を極力後回しにする

といった傾向を挙げ、

「新型うつの患者は大企業と公務員に多い」という専門家の声に基づき、

休職しても数ヵ月は100%の給料が出る。その後も数年間に及び、給与の8割程度が何らかの形で支給される。

といった手厚い制度を悪用する、という図式で、

「新型うつ」=「生活保護不正受給者」といった構図を描いています。

これは、私自身、心に浮かばなかったとはいえない
「それってホントに病気なの?」という「新型うつ」に対する心のスキマに入り込んできやすい論調です。

しかし、「新型うつ」=悪用するフリーライダーでしょうか?
生活保護受給者の全員が不正受給者ではないように、新型うつに苦しんでいる人もいるはずです。

この、思考に入り込んできやすいストーリーは、長い時間をかけて
「うつ」=甘え、といった古い考えを、
今や「国民病」ともいうべき「治療が必要な病気」とまで高めた認識を損なう危険があります。

http://www.fuanclinic.com/byouki/imidas.htm
「現在、日本人のうつ病有病率は12%程度と推定され、全国民の約8人に1人はうつ病かうつ状態にあるという」

とはいえ、制度が手厚いほど、フリーライダーが発生しやすい土壌があるのは確かだといえます。

「社員のため」に作られた制度が、本来の対象以外の従業員に悪用された末に、
企業を苦しめ、運用が滞ったり、廃止される…
悪用される制度が無いか、「悪意」に対する注意と対策が必要です。

なぜなら中小企業といえども、一度自ら定めてしまった規則からの解放は、
発生してからではうまく行かない場合が多いからです。

悪意に対しての抵抗力を高めつつ、善意は柔軟に与える
…そんな、原則と例外をうまく取り入れて運用できる規則を整備していきましょう。

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